2010年01月30日

「氣」 のおはなし。

「氣」とは、私たちの体を流れているエネルギーのことです。

東洋医学では、「氣」をとても重要視していて、体の中に経絡(けいらく)

という氣の通り道があると言われています。

この経絡のどこかで氣が滞ってしまうと、体調が崩れるのだそうです。

そして、経絡の要所要所で氣の流れを調節しているのが「ツボ」で

ツボを刺激して氣の流れが良くなれば、不調だった部分が回復するのだとか。


インドでは、「チャクラ」という表現で 7つのエネルギースポットが

脊椎に沿って存在すると言われています。


「氣」や「エネルギー」というものは、通常は目に見えないものなので

西洋医学的な見方をすれば、怪しいものなのかもしれませんが・・・^^;



でも、私たちの日常生活の中には「氣」に関する言葉がたくさんあります。

「元気」「勇気」「気合」「無邪気」「やる気」「強気」「本気」「気楽」

「病気」「弱気」「内気」「陰気」「気がゆるむ」「気が重い」「気を抜く」


「病気」は、文字通り <氣>が病むことなんですね。

まさしく、【病は氣から】 というわけです。 



少し前のヨガレッスンで、瞑想の時間に「氣」の不思議な感覚を味わいました。

年末年始をバタバタと過ごし、環境の変化にとまどいながら

緊張した日々を送っていたので、自分自身で<氣が上がっている>のが

わかっていました。氣が上半身に集中している感じです。

この状態は、「舞い上がっている」とか「地に足がつかない」とか

そういった言葉でよく表現しますよね。


「氣」を下げたいと思っていても、なかなかできない・・・

そんな時に受けたヨガレッスン。

先生のマントラを聞きながら座って瞑想をしていると

背骨のあたりがムズムズしてきて、ググーっと勢いよく

下腹部や尾てい骨の方に氣が下がっていくのがわかったんです。びっくり!

それはそれはすごい重みで、体が地面に引っ張られる感覚でした。


氣の中心といわれる<丹田(へその下辺り)>に、しっかりと

下がってくれたんです。

「腹が据わる」とは、まさしくこの事!

レッスン後は、心も体もどっしりと落ち着いた感じになって

「私は大丈夫!」

と、すごく楽になりました。^v^


「氣」のバランスを良くするための方法として

ヨガや合気道、太極拳、気功、瞑想などがあります。

とても不思議な私たちの体。

「氣」を意識することで、今よりももっと

自分の体を大切にすることができると思いますよ。おすまし



同じカテゴリー(ヨガ)の記事
ヨガのかたち
ヨガのかたち(2014-09-08 15:55)

前進してます!
前進してます!(2013-08-30 18:33)

自分観察
自分観察(2011-12-20 09:46)

「ピンチ」と歩む
「ピンチ」と歩む(2011-10-05 17:01)


Posted by ゆき☆ at 00:18│Comments(0)ヨガ
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。